藍島(あいのしま)6〜千畳敷〜 |
LEICA M9
LEICA SUMMICRON-M 35mm f/2 ASPH
Nik Software
ここから更に歩くこと15分。港のある集落を通り過ぎて島の北端にたどり着きました。
なるほど広い海岸です。ちょうど干潮時で、良いときに行き当たりました。彼方に見えるのは本州・下関の西側です。
北の玄界灘は深い緑色をしていました。波は穏やかで、春の気配すら感じました。
この千畳敷はたくさんの化石が露出しています。
多くは貝の化石ですが、写真のように一列に並んでいるものもありました。
広い海岸と足下の化石にばかり目を奪われていると、長女が崖に渦を巻いたような地層を見つけて教えてくれました。
何とも、不思議で面白い島だと思いました。
明日は藍島最終回とします。一枚目の写真で出会ったおばあさんと私は繋がりがあることがわかりました。世間は狭いのです。
つづく。